MLS -- Mitani Landscape Studio, Inc.--

ABOUT US 株式会社MLSについて

株式会社MLSは、ランドスケープアーキテクト三谷康彦によって設立されました。

「MLS」は、Mitani Landscape Studio の短縮形で、長年にわたり三谷康彦が「三谷スタイル」で、多様な分野でのインターナショナルなランドスケープ活動に携わる中で培ってきた「知見」「経験」「アイデア」「発想」「空間論」「デザイン論」そしてそれらを実際に確実なモノとして創り上げることの出来る「技術論」に裏付けられた、総合的な空間に創造的に関わる事を軸足に据える、モノ創りのスタジオです。

MLS 迎賓館 MLS 迎賓館 MLS 迎賓館 MLS 迎賓館

三谷康彦は大学を卒業後、京都の造園コンサルタントで基本構想や計画・設計を学ぶこと5年 その後、計画や設計だけでは飽き足らず、日本でのランドスケープの原点を求め、京流庭匠のもとで庭師修行を5年、身に付けた腕力と技術、デザイン力を試すために米国東海岸にてJapan Landscape Architecture, INC.を立ち上げて10年、国際的に著名で世界各地で活躍していた、サンフランシスコのLA事務所ピーター・ウォーカー事務所に乞われて移籍し、極東地区のプロジェクトマネージャーとして7年、その後、ピーター・ウォーカー事務所のクライアントの一つであった、日本最大手の総合設計事務所・日建設計に乞われて帰国 同社のランドスケープ設計室に移籍、11年の経験を持ちます。

また、米国のランドスケープ・アーキテクトのライセンス保持者としてその経験と実績を存分に生かし、日本での登録ランドスケープアーキテクト制度の立ち上げに関わりました。

現在は、世界88か国が参加する「世界造園化連盟」(International Federation of Landscape Architects(略称イフラ、IFLA)の日本代表を務め、広く海外との交流を深める中で、活動範囲は海外へも広がって行きつつあります。

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多様な経歴によって生み出されてきた作品の代表とも言える仕事が、意外にも「和的」な「京都迎賓館」のランドスケープに結実されています。日本造園学会賞を受賞したこの「庭」は、平成の時代を代表する名園ですが、いわゆる伝統的な庭職人の庭園技能が十二分に活用されているだけでなく、そこには環境の世紀である21世紀にこそ相応しい、また現代の「日本」でしかあり得ない「新しいデザインの風」が吹いています。これこそが「温古知新」、即ち「伝統なくして、創造なし」と言う、日本のモノ創りの原点に回帰した証なのです。

こうして、MLSの現場や材料、中でも「人・職人」を大切にする、特色あるプロジェクトへの関わり方・運営法によって創りだされるランドスケープによって、わたしたちの住環境や都市環境、ひいては地球環境が、より健全で・美しく・持続するものとなりますように、日々ますますMLSは精進してまいります。